リバーモールー広場でもあり通路でもあり、そして…

コラム

六甲アイランドの中心にあるリバーモールは、
公園とも違うし、商業施設とも違う。
通路として設計されているけれど、
実際に歩いてみると「ただの通路ではない」ことに気づく。

ここは、通過と滞留が自然に混ざり合う場所だ。


朝のリバーモール

朝は静かだ。
ウエスト側からイースト側へ向かう中高生が目立つ。
駅へ向かう通勤の人たち。犬の散歩をしている人もこの時間帯が多い。

歩くスピードはそれぞれだけど、
不思議と急かされる感じはない。
道幅が広く、視界が抜けているからだと思う。

通路は広く、緑も多い。ただ歩いているだけで気持ちがいい。

昼から午後へ

昼前後になると、雰囲気が少し変わる。
ベビーカーを押す親子、小学生のグループ、
ベンチで話し込む人たち。

週末の昼すぎには、
コスプレの写真撮影をしている人たちを見かけることもある。
特別なイベントというより、
この場所では「そういう光景も普通にある」という印象だ。

ただ広いだけでなく、人工の川が巡らされている。夏には浮き輪を持って川遊びをする子ども達も多い。

いろいろな人が同時にいるということ

リバーモールを歩いていると、
年齢も立場もバラバラな人たちが、
同じ空間をそれぞれの目的で使っているのがわかる。

  • 走り回る子ども
  • 買い物帰りの家族
  • 犬の散歩
  • 立ち話をする人
  • オープンテラスから聞こえてくる談笑の英語

誰かが主役になるわけでもなく、
誰かが遠慮しすぎるわけでもない。
余白があるから、同時に成立している。

インターナショナルスクールや海外出身者向けの住宅環境が整っていることから、日常的に外国人と顔を合わせる光景が自然にある。

夕方から夜へ

夕方になると、朝とは逆方向に学生の流れができる。
小さな子どもは家族と一緒に買い物へ向かい、
子どもたちは相変わらず元気に走っている。

夜になると、
イベント広場の一角だけが少し賑やかになる日もある。
音楽が流れ、キッチンカーが並び、
明かりもほんの少し増える。

でも、それも島全体から見ると控えめだ。

夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気になる。周囲のマンションの窓にも、少しずつ明かりが灯りはじめる

リバーモールは「受け止める場所」

リバーモールは、
何かを強く主張する場所ではない。

通る人も、立ち止まる人も、
特別扱いされることなく、
同じ空間にただ存在している。

この「何でもない感じ」が、
六甲アイランドらしさなのかもしれない。

六甲アイランドウェルカムフェスティバルやハロウィンフェスティバルなどリバーモールが中心になる日もある。

まとめ

人が少ないとか、多いとかではなく、
最初から「余白を前提に作られている」。

だから、
日常も、少し非日常な光景も、
どちらも無理なく収まる。

リバーモールは、
六甲アイランドの暮らしそのものが流れている動線だ。

通路でもあり、広場でもあり、遊び場でもあるリバーモールの光景。

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