六甲アイランド【ウエストコート4番街】の暮らし ― 生活インフラ至近・66タイプ住戸がつくる巨大街区 ―

六甲アイランドの街区紹介

ウエストコート4番街の位置と全体像


ウエストコート4番街は、
六甲アイランドの中でもダイエー・郵便局・銀行などの生活インフラが集まるエリアに位置する、大規模マンション群です。

30,000㎡を超える敷地に、

南棟 北棟 東棟 西棟

の4棟が配置されており、
一つの建物というよりも、街区そのものが一つの生活単位になっている印象を受けます。

六甲アイランドの中でも、
「生活の中心に最も近い住宅地」と言える場所かもしれません

敷地内にはウェスト4番街公園があります。

住棟に囲まれているため、
外部の交通から切り離された、落ち着いた空間がつくられています。

ウエストコート4番街の基本情報

  • 住所:神戸市東灘区向洋町中5丁目1-523
  • 交通:六甲アイランド線「アイランド北口」駅徒歩4分
  • 階数:13~15階
  • 築年月:1988年2月
  • 総戸数:740戸
  • 北棟(1番館、2番館、3番館)、西棟(1番館、2番館、3番館)、南棟(1番館、2番館、3番館、4番館)、東棟(1番館、2番館、3番館)から構成されている。

他の街区との比較はこちらのリンクもご参考ください。

ウエストコート4番街西棟側からの写真

その他設備

カルチャールーム

スタディルーム

プレイルーム

ペットのグルーミングスペース

※実際の利用状況については、外からは判断できないため、ここでは設備状況を記載するにとどめます


多様な暮らしを前提にした「66タイプ」の住戸設計

ウエストコート4番街の大きな特徴のひとつが、
66タイプにも及ぶ住戸プランの多さです。

一般的な分譲マンションでは、
効率を重視して数種類の間取りに集約されることがほとんどですが、
ウエストコート4番街では、家族構成や生活スタイルの違いを前提に、
細かく異なるプランが用意されていました。

これは「平均的な暮らし」に住まいを合わせるのではなく、
それぞれの暮らし方に住まいを寄せていくという考え方です。

在宅で過ごす時間が増え、
仕事・子育て・趣味のバランスが家庭ごとに異なる今の時代だからこそ、
この柔軟な設計思想は、かえって現代の暮らしにフィットしているように感じます。


生活動線のリアル

ウエストコート4番街から街の中心部であるリバーモールに行くためには道路を一本渡る必要があります。

ウエストコート4番街側からダイエーに渡る道路

ウエストコート4番街側からダイエーに渡る道路です。奥にはファッションマートが見えています。実はファッションマートに入れば雨に濡れずにアイランドセンター駅やキリン堂、ヤマダストアーなど主要な施設にアクセス可能です。

買い物

  • 最寄りスーパー:ダイエーが近いです。ダイエーの入っている館内には八百屋さんがあり、ダイエーよりもお安く野菜を購入できることが多いです。
  • ヤマダストアーは少し遠くなりますが、ファッションマートから雨に濡れずにアクセスできます。
ウエストコート4番街から近いダイエーへの入り口。

近くにはサーカスカフェというお店もあります。日本駐在の方向けの高級賃貸マンションが近いため海外の方が多めです。

ただし買い物に行くためには必ず1本は横断歩道か歩道橋を渡る必要があります。

ウエストコート4番街南棟2番館、東棟3番館からダイエーに渡る道路です。必ずこの道路を渡る必要があります。

最寄りの郵便局。右手の道路を挟んだところがウエストコート4番街です。奥に歩くとみなと銀行とダイエーがあります。

通園・通学

  • 小学校・保育園までの道:光の子認定こども園 マナ分園は道路を一本渡るだけで行けます。小学校までは徒歩約12分で途中、交差点を一つ渡るだけでいけます。
  • 実際の通学路・通園路、所要時間については、建物ごとの差が出やすい街区でもあるため、内覧時には必ず実際に歩いて確認することをおすすめします。

通勤

  • アイランド北口駅まで徒歩4分と紹介されることが多いですが、とにかく巨大な街区であるためどの棟に住むかで通勤時間が大きく変わる可能性があります。最寄り駅もアイランドセンター駅の方が近い棟もあります。アイランドセンター駅に向かう場合は1本道路(ルートによっては2本)を渡る必要があります。

北棟の前の道路。ここを渡れば六甲アイランド公園に行けるため、そのままアイランド北口駅に行けます。なお手前から北棟1番館、2番館、3番館となっています。


雰囲気

ウエストコート4番街は、戸数が多い共用部が広い商業施設が近いという条件がそろっているため、六甲アイランドの中では比較的「人の気配」を感じやすい街区です。

一方で、敷地内は歩車分離植栽が多く、視線が切られているといった設計により、
騒がしさ一辺倒にはならないよう配慮されている印象も受けます。

左側がウエストコート4番街の敷地内に続く通路。中華料理屋さんやお弁当屋さん、歯科が入っている棟もあります。


向いている人/向いていない人

向いている人

  • 買い物・郵便・銀行を徒歩で完結させたい人
  • マンション内外の「人の気配」がある環境が好きな人
  • 単身~ファミリーまで幅広い住民層の街区を好む人
  • 共用施設のある大規模マンションに魅力を感じる人

向いていない人

  • 駅直結レベルの動線を求める人
  • 戸数の少ない静かなマンションを好む人
  • 建物規模が大きいと把握しにくさを感じる人

他街区との違い

イーストコート4番街
→ 住宅地としてのまとまり、ファミリー色の強さ

ウエストコート4番街
→ 生活インフラ至近、都市的な便利さと人の流れ

同じ「4番街」でも、
設計思想と暮らしのテンポはかなり異なります。

ウエストコート4番街南棟4番館(左)と南棟3番館(奥)こちらの棟からだと小学校が近い距離となります。


まとめ|ウエストコート4番街はこんな街区

ウエストコート4番街は、

六甲アイランドの生活機能に最も近い

巨大だが、用途が明確

「住む」より「暮らす」が想像しやすい

そんな街区です。

情報量が多く、
一度の内覧では把握しきれないからこそ、
実際に歩いて、自分の生活動線と重ねて考えることが重要だと感じます。

コラム:

設計資料から読み解く「4番街の正体」 今回、4番街を設計した「昭和設計」の資料に触れる機会がありました。 そこには、今私たちが当たり前に享受しているこの環境が、いかに緻密な計算と情熱で生み出されたかが記されていました。

1. 徹底して「中庭」のために作られた街

資料には「オープンスペースのあり方を徹底して追求した」とあります。 一般的には「部屋」をどう並べるかから考えますが、4番街はまず「豊かな芝生広場(中庭)」を中央に定義し、それを守るように住棟を置く「囲み型」を採用したといいます。 あの、中庭に入った瞬間にふっと静かになる感覚は、38年前の設計者たちが「徹底して追求した」成果そのものだったのです。

2. 多様すぎる「66タイプ」のプラン

驚いたのは、間取りのバリエーションが66タイプも存在すること。 しかも、1988年当時で既に「アトリエ付」「音楽室付」「ペット対応」などが計画されていました。 効率化が優先される今の新築マンションでは、まずありえない数字です。 「誰にでも合う平均的な家」ではなく、「一人ひとりの個性に合わせた住まい」を用意しようとした、当時の日本経済の勢いと設計者の遊び心を感じます。

3. 街に「表情」をつくるための不揃い

私が最初感じた「デザインの不揃い」も、実は計算されたものでした。 巨大な建物が「壁」となって圧迫感を与えないよう、あえて「建物の分節化」や「各棟ごとの色彩の変化」によって、壁面に表情を持たせているそうです。 六甲の山並みとの調和(スカイライン)まで考え抜かれたこの街並みは、まさに「さわやか街づくり賞」の第1回受賞にふさわしい質を持っています。

参照:https://www.showa-sekkei.co.jp/jp/project/?id=40

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